1970年代のはじめ、驚きの多機能と見る者に強烈な印象を与えるボディシェイプをもったギターが登場しました。それまでのエレクトリックギターにはない、その鮮烈で美しいデザインに最大限の敬意を表しながら、塚越商店が新たなエッセンスを注いで生まれたのが、このカイムです。 

独創的なシルエットと立体的なベベルをもったボディを、センターラインで活断層のごとくスライド、6弦側ホーンがよりヘッドストックへ近づくことでストラップを装着した際のバランスをアップ。同時に、1弦側のカッタウェイはボディエンド方向へ移動しているためハイポジションでの演奏にもストレスを感じることはありません。  
有機的な曲線美をたたえたボディに、あえて合わせた直線基調のヘキサゴン・ピックガードがことのほか素敵なマッチングを生みました。 

ピックアップを1基、ネックかミドル、またはブリッジポジションに搭載します。 
ネックポジションに搭載した場合は「Acid」、ミドルでは「Velvet」、ブリッジでは「Scream」 といったサウンドキャラクターをモデル名に付加します。 
「Acid」「Velvet」はピックガードマウント、「Scream」ではピックアップをボディにダイレクトマウントします。 

コントロールセクションはマスターVolumeに加え、3ポジションのバリトーンスイッチを搭載。こちらは通常のToneコントロールにも変更が可能です。 
2つのミニスイッチはトーンバイパスとキルスイッチとなっています。