#06  SD

偉大なギタリスト、レス・ポール氏の名を冠した名器がガラリと姿を変えたのは1961年のこと。 
それまでのエレクトリックギターでは類を見ない、極限まで薄いボディに特徴的なダブル・カッタウェイと、立体的なベベルを備えていました。 

この革新的かつ攻撃的なボディシェイプをセンターラインで活断層のごとくスライド、オフセットさせて生まれたのが塚越商店のサリーズダッド(SD)です。 

6弦側ホーンはよりヘッドストックへ近づき、1弦側のカッタウェイはボディエンド方向へ移動しているため、ストラップを装着した際の体へのフィット感、ハイポジションの演奏性は折り紙つきです。  

ピックアップを1基、ネックかミドル、またはブリッジポジションに搭載します。 
ネックポジションに搭載した場合は「Acid」、ミドルでは「Velvet」、ブリッジでは「Scream」 といったサウンドキャラクターをモデル名に付加します。 
「Acid」「Velvet」ではピックガードへ、「Scream」ポジションではピックアップはボディへダイレクトにマウントされます。 

メタルプレートに収められたコントロールはマスターVolume＆マスターTone。「Acid」のみVolumeはTreble bleed(ハイパスフィルター)がインストールされており、ボトムエンドの調整やオーヴァードライブのかかり方をデザインするのに便利です。