言わずと知れたシンセサイザーの生みの親、ロバート・モーグ博士が開発に携わったギターがありました。エレクトリックギターとしては類をみない様々な電子的ギミックを詰め込んだそのモデルは儚くも短命に終わります。塚越商店はそのギターのもつ流麗なボディデザインに着目し、独自のアレンジを施し文字通り“Reload”させたのが、記念すべき10機種目となるリロードです。 

オーガニックに伸び伸びとしたラインを描く美しいボディを、センターラインで活断層のごとくスライド。見る者に鮮烈なインパクトを与える唯一無二のシェイプです。
オリジナルよりわずかにダウンサイズすることで、美しいシルエットと取り回しの良さを両立させています。 

ピックアップを1基、ネックかミドル、またはブリッジポジションに搭載します。 
ネックポジションに搭載した場合は「Acid」、ミドルでは「Velvet」、ブリッジでは「Scream」 といったサウンドキャラクターをモデル名に付加します。 
「Acid」「Velvet」はピックガードマウント、「Scream」ではピックアップをボディにダイレクトマウントします。 

コントロールセクションはマスターVolumeとマスターTone、2ポジションのミニスイッチを搭載。
このミニスイッチはToneをバイパスした信号を出力でき、1ピックアップながらサウンドにバリエーションを持たせています。
「Acid」のみ、VolumeにはTreble Bleed(ハイパスフィルター)を備えており、ボトムエンドやオーヴァードライブのかかりをデザインしやすくしています。